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NY株式サマリー(18日)=ダウ498ドル安 S&P500は8月以来の4日続落

市場概況
◆ダウ平均: 46091.74 -498.50 -1.07%
◆S&P500: 6617.32 -55.09 -0.83%
◆NASDAQ: 22432.846 -275.23 -1.21%

 18日のNY株式相場は続落。水曜日引け後のエヌビディアの決算発表や木曜日の米9月雇用統計の発表を控えた様子見姿勢が続く中、バリュエーションの高さが懸念されるAI関連株に売りが続いたほか、ビットコイン価格が一時、9万ドルを割り込んだこともリスクオフの流れを強めた。AI関連株はマイクロン・テクノロジーが5.56%安、アマゾンが4.43%安となり、エヌビディアとマイクロソフトも3%近く下落した。決算発表銘柄では、第3四半期の利益が予想を下回り、通期見通しを引き下げたホーム・デポが6%安となった。ダウ平均は下落してスタートすると一時676ドル安まで下げ幅を広げ、498.50ドル安(-1.07%)で終了。S&P500も一時1.47%安まで下落後、0.83%安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.10%安まで下落後、1.21%安で終了した。ダウ平均とS&P500はともに4日続落し、S&P500は8月以来の長期続落となった。業種別ではエネルギー、ヘルスケア、不動産など6セクターが上昇した一方、一般消費財、IT、資本財、公益など5セクターが下落した。

 水曜日引け後発表のエヌビディアの決算は大幅な増収増益が予想されているものの、AIラリーの持続性を巡って実績やガイダンスが市場の期待を上回るか否かが注目される。木曜日に発表される米9月雇用統計は政府閉鎖の影響で弱い結果が予想されているが、過度に弱い結果となれば、景気後退(リセッション)懸念を強めることが警戒される。


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