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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、しっかり

市場概況
 20日の東京外国為替市場でドル円はしっかり。12時時点では157.32円とニューヨーク市場の終値(157.16円)と比べ16銭程度のドル高水準だった。小枝日銀審議委員から「経済・物価改善に応じて、引き続き利上げが必要」などの発言が聞かれたものの、12月会合の利上げ観測を高める内容ではなく、円売りが盛り返した。時間外取引の米10年債利回りが、おおむねNY引けの水準を上回って推移していたことも支援となり、157.47円までじり高となった。

 ユーロドルは軟調。12時時点では1.1520ドルとニューヨーク市場の終値(1.1538ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル上昇や、米金利動向をにらみ、ユーロ安・ドル高推移。昨日安値を割り込み一時1.1515ドルと6日以来、2週間ぶりの安値水準での動きとなった。

 ユーロ円は高値もみ合い。12時時点では181.24円とニューヨーク市場の終値(181.32円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円のしっかりした推移を反映した円相場の動向と、ユーロドルの軟調な動きに挟まれて上下。181.43円までユーロ導入以来の高値を更新後、NY終値を下回る水準まで下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.88円 - 157.47円
ユーロドル:1.1515ドル - 1.1542ドル
ユーロ円:180.97円 - 181.43円

(関口)


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