市場概況
21日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。10時時点では157.33円とニューヨーク市場の終値(157.47円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。157.20円まで下押した後に157.54円まで切り返したが、再び157.20円まで押し戻されるなど伸び悩んだ。大きな反応は見られなかったが、片山財務相の「足元の動きは一方的、急激で憂慮している」「過度な変動や無秩序な動きには、必要に応じて適切に対応」「為替介入も当然考えられる」などの発言が伝わった。また、植田日銀総裁は、円安進行は消費者物価の押上要因になるとの見解を示した。
なお、10月全国CPI(生鮮食料品除く総合)は前年比+3.0%、生鮮食料品・エネルギー除くCPIは前年比+3.1%と、いずれも予想通りの結果と前月から伸びがやや上昇した。
ユーロ円は小動き。10時時点では181.48円とニューヨーク市場の終値(181.56円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は大幅反落したが、引き続き株価動向への円相場の反応は鈍く、ドル円の動きに連動した動きとなった。181.29円を安値に下げ渋り、181円半ばを挟んでの小動きが続いている。
ユーロドルは10時時点では1.1535ドルとニューヨーク市場の終値(1.1528ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.1530ドル前後の狭いレンジ内で動意に欠ける動きが続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.20円 - 157.54円
ユーロドル:1.1524ドル - 1.1537ドル
ユーロ円:181.29円 - 181.65円
(金)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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なお、10月全国CPI(生鮮食料品除く総合)は前年比+3.0%、生鮮食料品・エネルギー除くCPIは前年比+3.1%と、いずれも予想通りの結果と前月から伸びがやや上昇した。
ユーロ円は小動き。10時時点では181.48円とニューヨーク市場の終値(181.56円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は大幅反落したが、引き続き株価動向への円相場の反応は鈍く、ドル円の動きに連動した動きとなった。181.29円を安値に下げ渋り、181円半ばを挟んでの小動きが続いている。
ユーロドルは10時時点では1.1535ドルとニューヨーク市場の終値(1.1528ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.1530ドル前後の狭いレンジ内で動意に欠ける動きが続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.20円 - 157.54円
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