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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、軟調

市場概況
 21日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では156.74円と15時時点(157.22円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。東京午前からの流れを引き継いで、欧州勢の参入後には一段と売りが進んだ。時間外の米10年債利回りが4.07%台まで低下したことも相場の重しとなり、昨日安値の156.88円を下抜けると目先のストップロス注文を巻き込んで下げ幅を拡大。一時156.62円まで値を下げた。

 ポンドは対円を中心に下押し。10月英小売売上高が市場予想より弱い結果となったことを受けた売りが出たほか、ドル円の下げにつれた面もあり、204.88円まで本日安値を更新した。対ドルでも英指標の発表後に1.3066ドルまで下押す場面があったが、その後は米長期金利の低下によるドル売りも進んだことから相場への影響は一時的なものにとどまった。

 ユーロ円は軟調。17時時点では180.91円と15時時点(181.37円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれてクロス円全般が弱含むなか、180.76円の安値まで売りに押された。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.1541ドルと15時時点(1.1535ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下によるドル売りの流れに沿って、1.1548ドルまで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.62円 - 157.54円
ユーロドル:1.1524ドル - 1.1548ドル
ユーロ円:180.76円 - 181.66円

(岩間)


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