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香港株サマリー(21日)

市場概況
 反落、2カ月半ぶり安値 米中株安が重荷

 21日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前日比2.38%安の25220.02ポイントだった。中国企業指数は2.45%安の8919.78ポイント。メインボードの売買代金は概算で2857億HKドル。

 ハンセン指数は終日、下落率2%前後の水準でもみ合い。幅広いセクターが売りに押され、終値は9月4日以来およそ2カ月半ぶりの安値となった。人工知能(AI)関連銘柄に対する割高感が懸念されるなか、前日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。中国本土市場の主要株価指数の下落も投資家心理を冷やした。また、香港市場では今年4月から9月にかけて新規株式公開(IPO)が盛んで、多くの新規上場株のロックアップ期間が11−12月に終わることから、株式需給の悪化を警戒した売りが出たもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、医薬品ネット通販の京東健康(06618)が8.60%下落した。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)と不動産投資信託のLink REIT(00823)も大幅安。半導体受託製造のSMIC(00981)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、AI事業を手掛ける百度(09888)や、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)は大幅に反落した。一方、不動産開発の龍湖集団(00960)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.21%安の5395.49ポイントと6営業日続落。京東健康のほか、半導体株のSMIC、ASMPT(00522)、華虹半導体(01347)の下げがきつい。構成30銘柄のうち、上昇は小米集団とキングソフト(03888)の2銘柄だけだった。


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