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NY株式サマリー(21日)=ダウ493ドル高と反発 利下げ期待を受けて全面高

市場概況
◆ダウ平均: 46245.41 +493.15 +1.08%
◆S&P500: 6602.99 +64.23 +0.98%
◆NASDAQ: 22273.08 +195.04 +0.88%


 21日のNY株式相場は反発。前日に大幅安となった反動に加え、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性を示唆したことで、利下げの恩恵を受ける消費関連株、バリュエーションの高さが懸念されたハイテク株が幅広く買い戻された。CMEのフェドウォッチ・ツールの12月利下げ確率は前日の39%から69%に上昇した。前日に386ドル安となったダウ平均は一時825ドル高まで上昇し、493.15ドル高(+1.08%)で終了し、S&P500も一時1.85%高まで上昇し、0.98%高で終了した。ハイテク株主体のナスダック総合小幅高でスタート後、0.81%安まで下落したが利下げ期待の高まりを受けて2.06%高まで上昇し、0.88%高で終了した。

 業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。コミュニケーション、ヘルスケア、素材が2%超上昇し、一般消費財、不動産、資本財、金融も1%超上昇した。ダウ平均採用銘柄はホーム・デポが3.29%高となったほか、メルク、シャーウィン・ウィリアムズ、ユナイテッドヘルス、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラ、IBM、ナイキ、3Mが2%超上昇し、アップル、アマゾンなども1%超上昇。一方、前日に大幅高となったウォルマートが1.67%安と反落し、マイクロソフトも1%超下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の26.42ポイントから23.43ポイントに低下した。

 週間ではダウ平均が902.07%安(-1.91%)、S&P500が1.95%安とともに反落し、ナスダック総合は2.74%安と3週続落した。11月月初来ではダウ平均が2.77%安、S&P500が3.47%安、ナスダック総合が6.12%安となり、年初来ではダウ平均が8.70%高、S&P500が12.26%高、ナスダック総合が15.34%高となった。


(羽土)


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