ホーム » マーケットニュース » 中国株サマリー(26日)

中国株サマリー(26日)

市場概況
3日ぶり反落、方向感乏しく 終盤にマイナス圏

 26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.15%安の3864.18ポイントだった。深セン成分指数は1.02%高の12907.83ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7833億4700万元だった。

 上海総合指数は方向感に乏しい展開。中盤までは総じてプラス圏でもみ合ったが、終盤にマイナス圏に沈んだ。米利下げ期待の高まりを受けて為替市場で人民元高が進み、資金流入期待が下値を支えたものの、足元で買われていた軍需やゲーム関連などに利益確定売りが出て、相場の重しとなった。

 セクター別では、医薬品販売、商業・百貨店、製薬、半導体などが高い。半面、軍需関連とゲームのほか、電子化学品、内装、計測機器などが下げた。

 A株市場では、前日に高かったリチウム電池材料メーカーの寧波杉杉(600884)が反落。自動車メーカーの広州汽車集団(601238)、国有銀行株の中国工商銀行(601398)、中国銀行(601988)、中国農業銀行(601288)、特定用途無線システムの海能達通信(002583)、不動産大手の万科企業(000002)なども下げが目立った。半面、テック株の浙江水晶光電科技(002273)、立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)が続伸。前日に安かった中国東方航空(600115)が反発した。電子設備メーカーの富士康工業互聯網(601138)、スーパーコンピューターメーカーの曙光信息産業(603019)、風力発電メーカーの新疆金風科技(002202)なども買いを集めた。

 上海B株指数は0.27%安の251.81ポイント、深センB株指数は0.22%安の1289.46ポイント。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る