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NYマーケットダイジェスト・28日 株高・金利上昇・カナダドル高

スポット
(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.18円(前営業日比▲0.12円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.16円(▲0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1598ドル(△0.0001ドル)
ダウ工業株30種平均:47716.42ドル(△289.30ドル)
ナスダック総合株価指数:23365.69(△151.00)
10年物米国債利回り:4.01%(△0.02%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.55ドル(▲0.10ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4254.9ドル(△52.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は小幅続落。日銀が12月の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの見方が強まる一方、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを行うとの観測が高まっており、日米金融政策の方向性の違いを意識した円買い・ドル売りが入った。23時過ぎには一時155.99円と日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値155.73円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり156.39円付近まで下げ渋った。もっとも、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び上値が重くなった。

・ユーロドルはほぼ横ばい。欧州市場では一時1.1556ドルまで値を下げたものの、NY市場に入ると全般ドル売りが優勢に。FRBの追加利下げ観測が引き続き相場を下支えし、一時1.0607ドルと日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。
 ただ、前日の高値1.1613ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服し、1.1600ドルを挟んだ狭い範囲内でのもみ合いに転じた。
 なお、本日は米感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となった。市場参加者が本格的に戻るのは来週明けになるとみられ、為替市場でも積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。

・ユーロ円は小幅ながら続落。22時過ぎに一時180.53円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると一時181.27円付近まで下げ渋った。

・カナダドルは上昇。7−9月期カナダ国内総生産(GDP)が前期比年率2.6%と予想の0.5%を大幅に上回ったことが分かると全般カナダドル買いが優勢となった。米ドルカナダドルは一時1.3939カナダドル、ユーロカナダドルは1.6169カナダドル、カナダドル円は112.01円までカナダドル高に振れた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸。特に新規の相場材料は伝わっていないものの、FRBが12月に利下げに踏み切るとの期待は根強く、この日も買いが続いた。なお、本日は感謝祭翌日で短縮取引だった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も5日続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは下落。前日は感謝祭の祝日で休場、本日は感謝祭翌日で短縮取引だった。連休を取る市場関係者が多く、薄商いとなる中で持ち高調整目的の売りが優勢となった。

・原油先物相場は小反落。露・ウクライナ和平へ向けた動きが進みつつあるものの、交渉の詰めに時間が掛かるとの見方もあり、上下方向性を探る展開となった。同地域の原油供給停滞の解消が速やかに進むとは限らないとの懸念は、原油相場の底堅さにつながり一時59.64ドルと、20日以来の60ドル台回復に接近。しかし米感謝祭絡みの谷間の取引ということもあって動きを強めきれず、失速した。

・金先物相場は5日続伸。さえない米金利動向が、金利の付かない資産である金の投資妙味を相対的に高め、13日以来の高値4263.1ドルまで上昇した。米長期金利の指標である10年債利回りは一時3.95%台と10月23日以来、1カ月ぶり以上の低水準へ低下。4.03%台へ持ち直したものの、感謝祭前26日のレンジを上回ることができなかった。


(中村)


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