市場概況
反発、26000ポイント回復 2週間ぶり高値
週明け1日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前営業日比0.67%高の26033.26ポイントだった。中国企業指数は0.47%高の9172.84ポイント。メインボードの売買代金は概算で2008億8000万HKドル。
ハンセン指数は上昇して始まり、心理的節目の26000ポイント前後でもみ合い。結局は水準を回復して引け、終値は11月17日以来2週間ぶりの高値圏だった。前週末の米株式相場が続伸した流れを引き継ぎ、米連邦準備理事会(FRB)が9−10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの観測が広がった。中国国家統計局が前日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とRatingDogがこの日午前に発表した中国製造業PMIはともに景況感の分かれ目となる50を下回った。ただ、中国本土市場の主要株価指数が堅調に推移し、投資家心理を支えたもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が買われて相場の上昇を主導。前週末に下げた舜宇光学科技(02382)、京東健康(06618)、紫金鉱業集団(02899)、ネットイース(09999)、周大福珠宝(01929)はそろって大幅に反発した。半面、前週末に2025年7−9月期決算を発表した美団(03690)が売られた。中国デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)は大幅に反落。電気自動車を手掛ける理想汽車(02015)と小米集団(01810)、製薬の中国生物製薬(01177)も安い。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.82%高の5644.76ポイントと6営業日続伸。舜宇光学科技、京東健康、ネットイースのほか、オンライン旅行会社の同程旅行(00780) が大幅高だった。一方、美団、理想汽車、小米集団が下落率上位だった。
(山下)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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週明け1日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前営業日比0.67%高の26033.26ポイントだった。中国企業指数は0.47%高の9172.84ポイント。メインボードの売買代金は概算で2008億8000万HKドル。
ハンセン指数は上昇して始まり、心理的節目の26000ポイント前後でもみ合い。結局は水準を回復して引け、終値は11月17日以来2週間ぶりの高値圏だった。前週末の米株式相場が続伸した流れを引き継ぎ、米連邦準備理事会(FRB)が9−10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの観測が広がった。中国国家統計局が前日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)とRatingDogがこの日午前に発表した中国製造業PMIはともに景況感の分かれ目となる50を下回った。ただ、中国本土市場の主要株価指数が堅調に推移し、投資家心理を支えたもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が買われて相場の上昇を主導。前週末に下げた舜宇光学科技(02382)、京東健康(06618)、紫金鉱業集団(02899)、ネットイース(09999)、周大福珠宝(01929)はそろって大幅に反発した。半面、前週末に2025年7−9月期決算を発表した美団(03690)が売られた。中国デザイナーズトイ大手のポップマート(09992)は大幅に反落。電気自動車を手掛ける理想汽車(02015)と小米集団(01810)、製薬の中国生物製薬(01177)も安い。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.82%高の5644.76ポイントと6営業日続伸。舜宇光学科技、京東健康、ネットイースのほか、オンライン旅行会社の同程旅行(00780) が大幅高だった。一方、美団、理想汽車、小米集団が下落率上位だった。
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DZH Finacial Research
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