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東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

市場概況
 8日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では155.20円と12時時点(155.00円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が下げ幅を縮小して小幅ながらプラス圏に浮上したことで、155.27円前後まで買い戻された。
 片山財務相が「為替市場は、足元では一方的また急激な動きがみられ憂慮している」「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」「過度な変動や無秩序な動きには必要に応じて適切な対応とる」などと述べたものの、相場への影響はなかった。

 ユーロ円も強含み。15時時点では180.90円と12時時点(180.64円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。後場の日経平均株価がプラス圏に浮上したこと、ドル円とユーロドルが強含みに推移したことなどで、180.97円までわずかに上値を伸ばした。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.1656ドルと12時時点(1.1654ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。じり高で、15時過ぎには1.1662ドルまで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.90円 - 155.38円
ユーロドル:1.1637ドル - 1.1662ドル
ユーロ円:180.50円 - 180.97円


(山下)


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