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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、じり高

市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では156.19円と15時時点(156.01円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。156円割れまで下押す場面もあったが、底堅さを維持し17時前には今月1日以来となる156.21円までじり高。昨日からの買いの流れが緩やかに続いている。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1640ドルと15時時点(1.1648ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが上値の重しとなっているが、レンジは限られ小動き。朝からのレンジは15pipsに収まっている。

 ユーロ円はじり高。17時時点では181.81円と15時時点(181.73円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて181.84円まで上値を広げた。この上は先月20日につけたユーロ導入以来の高値182.01円が意識される。
 なお、ポンド円は208.25円、豪ドル円は103.70円、NZドル円は90.33円まで上昇し、それぞれ年初来高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.74円 - 156.21円
ユーロドル:1.1635ドル - 1.1650ドル
ユーロ円:181.35円 - 181.84円


(松井)


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