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東京マーケットダイジェスト・10日 円小幅高・株まちまち

スポット
ドル円:1ドル=156.70円(前営業日NY終値比▲0.18円)
ユーロ円:1ユーロ=182.24円(▲0.16円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1630ドル(△0.0003ドル)
日経平均株価:50602.80円(前営業日比▲52.30円)
東証株価指数(TOPIX):3389.02(△4.10)
債券先物12月物:133.96円(横ばい)
新発10年物国債利回り:1.955%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
11月企業物価指数
前月比     0.3%    0.5%・改
前年同月比   2.7%     2.7%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方に156.94円まで上昇する場面があったものの、昨日高値の156.95円が目先のレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。高く始まった日経平均株価がマイナス圏に沈んだ影響もあり、一時156.56円まで下押し。ただ、東京午後に入ると156.70円台まで下げ渋るなど売りも一服となった。

・ユーロ円も上値が重い。日本株の失速に伴って朝方につけた高値182.48円から182.01円まで売りに押された。もっとも、節目の182.00円割れには至らず、その後は182円台前半で下げ渋った。

・ユーロドルは小動き。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強く、東京時間は1.1620ドル台を中心とする狭いレンジ内推移に終始した。

・日経平均株価は3営業日ぶりに小反落。株価指数先物主導で朝方に450円超高まで上昇する場面があったが、その後はFOMCの結果公表を控えて持ち高調整売りに押された。半導体関連株の一角が軟調に推移し、指数は一時320円超安まで下押し。一巡後は戻りを試したものの、プラス圏を回復できないままこの日の取引を終えた。

・債券先物相場は横ばい。米金融イベントを前に持ち高調整目的の買いが入った一方、日銀の国債買い入れオペで需給の緩みが意識されたため、買いの勢いも続かなかった。

(岩間)


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