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東京マーケットダイジェスト・15日 円高・株安

スポット
ドル円:1ドル=155.03円(前営業日NY終値比▲0.78円)
ユーロ円:1ユーロ=181.92円(▲1.02円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1734ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:50168.11円(前営業日比▲668.44円)
東証株価指数(TOPIX):3431.47(△7.64)
債券先物3月物:133.39円(△0.01円)
新発10年物国債利回り:1.955%(△0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
日銀・企業短期経済観測調査(短観、12月調査)
大企業製造業の業況判断指数(DI)
        15       14
大企業非製造業の業況判断指数(DI)
        34       34
大企業製造業DI 3月見込み
        15       12
大企業非製造業DI 3月見込み
        28       28
大企業全産業設備投資
前年度比   12.6%     12.5%
10月第三次産業活動指数
前月比     0.9%    0.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。ゴトー(5・10)日仲値に向けて155.99円まで上昇するも、節目の156円を前に上昇が一服。その後、前週末安値155.45円を割り込むと154.98円まで下落した。
 なお、12月の日銀短観は+15ポイントとなり3期連続で改善したが、市場の反応は限定的であった。

・ユーロ円も軟調。ドル円に連れて183.04円まで値を上げるも、一時的。その後はドル円の下げや日経平均の軟調推移もあり181.86円まで下値を広げた。

・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心だったこともあり、前週末終値を挟んだ水準でのもみ合いに終始した。

・日経平均株価は反落。前週末に米ハイテク株が下落した影響を受け、アドバンテストやソフトバンクグループなどの売りがかさむと日経平均は軟調に推移。後場に入り一時5万円の大台を割り込んだ。ただ、下値では打診的な買いが入り下げ渋った。なお、TOPIXは連日で最高値更新となっている。

・債券先物相場は上昇するも一時的。日経平均の下げ幅拡大をながめ、相対的に安全資産とされる債券に買いが入るも勢いは続かず。18-19日の日銀金融政策決定会合での利上げ観測が重しとなり、下げに転じる場面も見られた。


(川畑)


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