スポット
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.23円(前営業日比▲0.58円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.43円(▲0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1753ドル(△0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:48416.56ドル(▲41.49ドル)
ナスダック総合株価指数:23057.41(▲137.76)
10年物米国債利回り:4.17%(▲0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=56.82ドル(▲0.62ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4335.2ドル(△6.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
▲3.9 18.7
12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
39 38
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小幅に上昇。米長期金利の指標である10年債利回りが4.14%台まで低下すると全般ドル売りが先行。11日の高値1.1763ドルを上抜けて一時1.1769ドルと10月1日以来の高値を付けた。ただ、米10年債利回りが4.18%台まで低下幅を縮めるとドルを買い戻す動きが優勢となり、伸び悩んだ。
もっとも、今日一日の値幅は0.0043ドル程度と小さかった。米政府機関の一部閉鎖により発表が延期されていた11月米雇用統計や11月米消費者物価指数(CPI)などの重要指標が週内に発表される。各指標の内容を見極めたいとの思惑が強まる中、積極的な売買が手控えられた面もあった。
・ドル円は反落。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ると、8日の安値154.90円を下抜けて一時154.84円まで値を下げた。ただ、154円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は下げ渋る展開となった。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えし、4時30分前には155.40円付近まで下げ渋った。
なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「物価は再び安定している。実際の物価上昇率は目標に近い水準で推移」「不必要に引き締め的な政策を維持すれば、雇用喪失につながる」と述べたほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「労働市場は冷え込んでいる」「インフレリスクは低下している」「1月の政策対応については現時点で判断するのは時期尚早」などと話した。
・ユーロ円は7日ぶりに反落。アジア時間に一時181.84円まで下落した影響が残ったものの、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったあとはドル円の下げ渋りにつれた買いが入り、1時30分前に182.61円付近まで強含んだ。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続落。反発して始まったものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなり下げに転じた。16日の11月米雇用統計や18日の11月米CPIなど米重要指標の発表を控えて、持ち高調整目的の売りが出やすかった。市場では「ブロードコムとオラクルの下げが続いており、投資家心理の悪化につながった」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに小反発。明日16日の11月米雇用統計や18日の11月米CPIなど米重要指標の発表を前に積極的な売買は手控えられ、大きな方向感は出なかった。
・原油先物相場は3日続落。中国の景気鈍化を受けて需要低迷への警戒感が高まるなか、世界的な供給過剰への懸念から売りが優勢となった。
・金先物相場は3日続伸。外国為替市場でのドル安を受けて金の割安感が意識されて買いが強まった。ただ、低下していた米長期金利が低下幅を縮めると失速した。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=155.23円(前営業日比▲0.58円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.43円(▲0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1753ドル(△0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:48416.56ドル(▲41.49ドル)
ナスダック総合株価指数:23057.41(▲137.76)
10年物米国債利回り:4.17%(▲0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=56.82ドル(▲0.62ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4335.2ドル(△6.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
▲3.9 18.7
12月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
39 38
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小幅に上昇。米長期金利の指標である10年債利回りが4.14%台まで低下すると全般ドル売りが先行。11日の高値1.1763ドルを上抜けて一時1.1769ドルと10月1日以来の高値を付けた。ただ、米10年債利回りが4.18%台まで低下幅を縮めるとドルを買い戻す動きが優勢となり、伸び悩んだ。
もっとも、今日一日の値幅は0.0043ドル程度と小さかった。米政府機関の一部閉鎖により発表が延期されていた11月米雇用統計や11月米消費者物価指数(CPI)などの重要指標が週内に発表される。各指標の内容を見極めたいとの思惑が強まる中、積極的な売買が手控えられた面もあった。
・ドル円は反落。米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ると、8日の安値154.90円を下抜けて一時154.84円まで値を下げた。ただ、154円台では押し目を拾いたい向きも多く、売り一巡後は下げ渋る展開となった。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えし、4時30分前には155.40円付近まで下げ渋った。
なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「物価は再び安定している。実際の物価上昇率は目標に近い水準で推移」「不必要に引き締め的な政策を維持すれば、雇用喪失につながる」と述べたほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「労働市場は冷え込んでいる」「インフレリスクは低下している」「1月の政策対応については現時点で判断するのは時期尚早」などと話した。
・ユーロ円は7日ぶりに反落。アジア時間に一時181.84円まで下落した影響が残ったものの、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったあとはドル円の下げ渋りにつれた買いが入り、1時30分前に182.61円付近まで強含んだ。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続落。反発して始まったものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなり下げに転じた。16日の11月米雇用統計や18日の11月米CPIなど米重要指標の発表を控えて、持ち高調整目的の売りが出やすかった。市場では「ブロードコムとオラクルの下げが続いており、投資家心理の悪化につながった」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに小反発。明日16日の11月米雇用統計や18日の11月米CPIなど米重要指標の発表を前に積極的な売買は手控えられ、大きな方向感は出なかった。
・原油先物相場は3日続落。中国の景気鈍化を受けて需要低迷への警戒感が高まるなか、世界的な供給過剰への懸念から売りが優勢となった。
・金先物相場は3日続伸。外国為替市場でのドル安を受けて金の割安感が意識されて買いが強まった。ただ、低下していた米長期金利が低下幅を縮めると失速した。
(中村)
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