ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(15日)=ダウ41ドル安と小幅続落 AI株が売られナスダックが3日続落

NY株式サマリー(15日)=ダウ41ドル安と小幅続落 AI株が売られナスダックが3日続落

市場概況
◆ダウ平均: 48416.56 -41.49 -0.09%
◆NASDAQ: 23057.41 -137.76 -0.59%

 15日のNY株式相場は下落。火曜日の11月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)、10月小売売上高、木曜日発表の11月消費者物価指数(CPI)などの注目の経済指標の発表を控え様子見姿勢が強まる中、ブロードコム(-5.59%)やオラクル(-2.66%)などのAI株の一角から金利低下の恩恵を受ける景気敏感株への資金ローテーションの流れが続いた。ダウ平均は朝方に221ドル高まで上昇したものの、174ドル安まで反落し、41.49ドル安(-0.09%)で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.65%高まで上昇後、0.59%安で終了した。ダウ平均は2営業日続落し、ナスダック総合は3営業日続落となった。S&P500の11セクターはヘルスケア、公益、一般消費財、不動産、生活必需品など8セクターが上昇し、IT、エネルギー、コミュニケーションが下落。ダウ平均採用銘柄はアムジェンが2.38%高となり、ハネウェル、トラベラーズ、プロクター・アンド・ギャンブル、ジョンソン・エンド・ジョンソンが1%超上昇した一方、セールスフォースが2.92%安となり、3M、アマゾン、アップル、キャタピラーが1%超下落した。

 翌日に発表される11月雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が5.0万人増と、前回の11.9万人増から大きく減少が予想されている。予想通りの弱い結果となれば、利下げ期待が株式相場の支援となることが期待されるが、予想を上回る強い結果となれば利下げ期待の後退が相場の重しとなることが警戒される。10月小売売上高は前回の+0.2%から+0.1%に低下が見込まれ、11月CPIは変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIが前月比+0.3%と前回の+0.2%から上昇が予想され、前年比では+3.0%と前回から横ばいが見込まれている。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る