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東京外国為替市場概況・15時 ドル円 上値が重い

市場概況
 16日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。15時時点では154.84円と12時時点(154.78円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。155円台で上値の重さが再確認されたこともあり、12時以降は154円後半で戻りの鈍い動き。後場の日経平均が再び750円超安まで下げ幅を拡大するなど軟調な動きが続いていることも嫌気され、154.68円までレンジ下限を広げた。ただ、今晩に米雇用統計を控え、積極的に下値を模索する動きにはなっていない。

 ユーロ円もじり安。15時時点では181.94円と12時時点(181.95円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落や日本株のさえない動きを手掛かりに181.78円まで下値を広げた。

 ユーロドルは15時時点では1.1750ドルと12時時点(1.1755ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドンタイムにユーロ圏と主要国の12月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値や独12月ZEW景況感調査、NYタイムに米11月雇用統計などを控え、1.17ドル半ばでのこう着相場が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.68円 - 155.25円
ユーロドル:1.1747ドル - 1.1759ドル
ユーロ円:181.78円 - 182.49円


(金)


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