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東京外国為替市場概況・15時 ドル円 しっかり

市場概況
 19日午後の東京外国為替市場でドル円はしっかり。15時時点では155.99円と12時時点(155.83円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の結果公表後に一時156.16円まで強含んだ。日銀が予想通りに0.25%の利上げに踏み切ったが、「緩和的な金融環境は維持される」として、一部の市場が期待したほどタカ派寄りではなかったことに円売りで反応した。本邦長期金利が2%到達と2006年以来の高水準になったことや15時半に予定されている植田日銀総裁の会見への警戒感などでドル買い・円売りは続かなかったが、下押しを155.70円台にとどめ、156円を挟んだ小動きと植田総裁の会見待ちムードが広がっている。

 ユーロ円はじり高。15時時点では182.82円と12時時点(182.67円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ、183.00円まで上値を伸ばし、182円後半で底堅い動き。日経平均は後場も堅調地合いを維持している。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.1720ドルと12時時点(1.1723ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。日銀金融政策イベントに絡んだ円相場に注目が集まる中、1.1720ドル近辺で動意に欠けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.50円 - 156.16円
ユーロドル:1.1716ドル - 1.1729ドル
ユーロ円:182.25円 - 183.00円

(金)


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