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東京マーケットダイジェスト・23日 円高・株方向感ない

スポット
ドル円:1ドル=156.01円(前営業日NY終値比▲1.04円)
ユーロ円:1ユーロ=183.65円(▲1.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1775ドル(△0.0013ドル)
日経平均株価:50412.87円(前営業日比△10.48円)
東証株価指数(TOPIX):3423.25(△18.08)
債券先物3月物:132.85円(△0.45円)
新発10年物国債利回り:2.040%(▲0.040%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。昨日、片山財務相から介入が近いことを示唆する「断固たる措置」というワードが使用されたことで介入警戒感が高まるなか、本日も財務相は「当座の動きはファンダメンタルズを反映しているとは思えない」と強めの円安けん制をしたことが売り材料視された。ほとんど戻りは見られないまま、一時155.91円までほぼ一本調子で下落した。

・ユーロ円も売り優勢。財務相の発言で介入警戒感を意識して円が全面高の展開となった。ユーロ円は183.60円、ポンド円は210.30円、豪ドル円は103.89円までそれぞれ値を下げている。

・ユーロドルは小高い。ドル円の下落に伴ってユーロ買い・ドル売りが散見され、一時1.1781ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は続伸。反落して始まった後は銀行や証券株が買われたためプラスに転じた。一方、一部の半導体関連株には利食い売りが出たため上値も重かった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。高市首相が「責任ある積極財政、無責任な国債発行や減税を行うということではない」と発言したことを受けて国債増発への懸念が後退し、買いが強まった。


(越後)


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