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東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

市場概況
 25日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では155.88円とニューヨーク市場の終値(155.93円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。買いが入った場面も156円台を回復できなかった。日本と中国以外の市場が休場ということもあり、商いは閑散。午後に予定されている植田日銀総裁の講演までは動意は薄いか。

 ユーロ円は上値が抑えられる。10時時点では183.53円とニューヨーク市場の終値(183.60円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円・ユーロドルともに上値が重いことで、ユーロ円も伸び悩んでいる。

 ユーロドルは小幅安。10時時点では1.1774ドルとニューヨーク市場の終値(1.1779ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。流動性が悪い中で1.1772ドルまで小幅に弱含み、NY時間の安値1.1773ドルを僅かに下回った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.82円 - 155.97円
ユーロドル:1.1772ドル - 1.1785ドル
ユーロ円:183.51円 - 183.70円


(松井)


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