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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

市場概況
 29日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では156.08円と15時時点(156.31円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。海外勢の参入後に時間外の米10年債利回りが低下に転じると為替市場では全般にドル売りが強まった。東京午前につけた安値の156.06円をわずかに下抜けて、一時156.05円まで値を下げた。

 ユーロドルは買い戻し。17時時点では1.1777ドルと15時時点(1.1756ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。1.17ドル台半ばで下値の堅さを確認すると、米金利低下とともにドルが戻り売りに押された流れに沿って1.1780ドル前後まで切り返した。

 ユーロ円は17時時点では183.86円と15時時点(183.81円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落につれて183.74円まで本日安値を更新したが、ユーロドルが反発した影響も同時に受けたため、積極的に下値を探る動きにはならなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.05円 - 156.58円
ユーロドル:1.1754ドル - 1.1786ドル
ユーロ円:183.74円 - 184.44円

(岩間)


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