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NYマーケットダイジェスト・20日 株安・債券安・ドル安・円安・金最高値

スポット
(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.15円(前営業日比△0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.43円(△1.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1725ドル(△0.0079ドル)
ダウ工業株30種平均:48488.59ドル(▲870.74ドル)
ナスダック総合株価指数:22954.32(▲561.07)
10年物米国債利回り:4.29%(△0.07%)
WTI原油先物2月限:1バレル=60.34ドル(△0.90ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4765.8ドル(△170.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。トランプ米政権によるグリーンランド領有方針を巡って、米欧関係が緊迫化する中、米株式・債券・通貨が売られる「トリプル安」となった。「デンマークの年金基金アカデミカーペンションは米国債投資から撤退を計画」との報道をきっかけに全般ドル売りが活発化すると、22時30分過ぎに一時1.1768ドルと昨年12月30日以来の高値を付けた。引けにかけては1.1711ドル付近まで伸び悩んだものの、下押しは限定的だった。

・ドル円は小幅ながら上昇。「デンマークの年金基金が米国債投資から撤退」との報道を受けて、米国資産売りとして米債安やドル安が進行。22時30分過ぎに一時157.48円と日通し安値を更新した。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.3065%前後と昨年8月以来の高水準を付けた。
 ただ、前日の安値157.43円が目先サポートとして働くと下げ渋る展開に。日本の財政悪化への懸念が根強い中、NY市場でも円売りが出やすく、5時前には158.30円付近まで持ち直した。

・ユーロ円は続伸。日本の財政悪化への懸念が根強い中、円売りが出やすい地合いとなり、6時30分前に一時185.47円と日通し高値を付けた。ただ、14日に付けたユーロ導入以来の高値185.57円がレジスタンスとして意識されたため、上昇のスピードは緩やかだった。
 なお、片山さつき財務相は「(日本の金利上昇)マーケットには落ち着いて頂きたい」「市場の信認取り戻すため機関投資家や日銀と対話する」「国債発行は計画通りできると確信を持っている」と述べ、市場の鎮静化を促した。また、為替動向については「(介入も含め)何ら除外される手段はない」などと話した。

・スイスフラン円は上値を試す展開。グリーンランドの領有を巡って米欧間の対立が深まる中、安全資産とされるスイスフランに買いが集まった面もあり、節目の200円を初めて突破。5時30分前に一時200.33円と史上最高値を記録した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続落。デンマーク自治領グリーンランドを巡って米欧の対立が深まる中、投資家がリスク回避姿勢を強め、株売りが膨らんだ。日本の長期債利回りが急上昇したことにつれて米長期金利が約5カ月ぶりの高水準を付けたことも投資家心理を冷やし、指数は一時930ドル超下げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅続落。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。日本の長期債が急落したことを受けて米国債にも売りが波及。「デンマークの年金基金が米国債投資から撤退」との一部報道が伝わると売りが加速し、利回りは一時4.3065%前後と昨年8月以来約5カ月ぶりの高水準を付けた。

・原油先物相場は続伸。対ユーロなどでドル安が進み、ドル建てで取引される原油の割安感が意識された。また、国際通貨基金(IMF)が前日に世界経済見通しを上方修正しており、石油需要の拡大を見越した買いも入った。

・金先物相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。デンマーク自治領グリーンランドの領有を巡って欧米間の対立が深まるなか、安全資産とされる金の需要が高まった。

(中村)


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