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NY株式サマリー(11日)=ダウ、4日ぶりに反落 強い雇用統計を受けて利下げ期待が後退

市場概況
◆ダウ平均:50121.40 -66.74 -0.13%
◆NASDAQ:23066.47 -36.01 -0.16%

 11日のNY株式相場は下落。注目された米1月雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)が予想以上に増加し、失業率も横ばい予想に反して改善したことで米国経済の堅調が好感された。一方、先行きの利下げ期待の後退や米10年債利回りの上昇が相場の重しとなった。

 強い雇用統計を受けて景気敏感株が上昇したほか、データセンターなどのAIインフラ関連株も上昇した。一方、AI普及による業績悪化が懸念されるソフトウェア株に再び売りが強まった。ダウ平均は朝方に310ドル高まで上昇したものの、286ドル安まで反落し、66.74ドル安(-0.13%)と4営業日ぶりに小幅反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.94%高まで上昇後、0.87%安まで反落し、0.16%安と2日続落して終了した。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も上昇してスタートしたが、ほぼ横ばいで終了した。

 ダウ平均採用銘柄はキャタピラーが4.40%高、ベライゾンが3.33%高となったほか、コカ・コーラ、ユナイテッドヘルスも2%超上昇した一方、IBMが6.50%安、セールスフォースが4.37%安となり、ボーイング、アメリカン・エキスプレス、JPモルガン・チェース、マイクロソフトも2%超下落した。

 1月雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が13.0万人ぞうと、予想の5.5万人増を上回る増加となり、失業率は4.3%と、前月や予想の4.4%から改善した。ただ、NFPの増加は特定の業種に偏ったほか、2025年の雇用者数ベンチマーク改定値が下方修正されたことで、NFP増加や失業率改善への過度な警戒感は限定的だった。米10年債利回りは前日の4.145%から一時4.206%まで上昇したが、4.172%で終了した。


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