東京外国為替市場概況・10時 ドル円、じり高

市場概況
 5日の東京外国為替市場でドル円はじり高。10時時点では140.10円とニューヨーク市場の終値(139.95円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。先週末の米雇用統計後の流れを引き継いだ動きや、日経平均株価の上昇を受けたリスク選好の円売りが進んだ。「ゴトー日(5・10日)の実需の動きも散発的に出ていた」(市場筋)ことも支えになったもよう。上昇の勢いをやや緩める場面を挟みつつも、140.26円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では149.83円とニューヨーク市場の終値(149.76円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円への連れ高で150.00円まで上昇が先行。同大台到達で目先的な達成感もあったようでいったん下押し149.80円までわずかながら下値を広げた。しかし、下落幅を大きく拡大する展開にならず下げ渋った。

 ユーロドルは重い動き。10時時点では8時時点では1.0694ドルとニューヨーク市場の終値(1.0708ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル堅調が重し。時間外取引の米10年債利回りが3.71%台へ上昇するなか1.0690ドルまで下値を探った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.91円 - 140.26円
ユーロドル:1.0690ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:149.80円 - 150.00円

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