昨日(2023年11月14日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:1963.175(+17.02)<+0.87%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は2日連続の上昇。
米消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想よりも低い数字が示されました。
米国でのインフレ鎮静化と政策金利の先高観後退が意識され、米ドルは主要通貨に対して急落の様相です。
金利の低下や米ドルの下落は金価格の上昇要因とされており、昨日の金(XAU)は買われる展開でした。
【金(XAU)】本日(2023年11月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
2営業日連続の陽線を形成し、下落波動に引かれたフィボナッチの38.2%水準まで戻しました。
ローソク足は上ヒゲがなく下ヒゲのみを出した形状で、買い圧力が強かったことを示しています。
陰連している平均足は依然として実体が短く、上下にヒゲを伸ばしており、明確な方向感が出ているとはいえません。
このまま上昇して平均足を上抜くか、反落して直近安値を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足と平均足が絡み合うもみ合いの展開から一転、大陽線を連続させて一気に上昇しました。
その上昇は以前の長期サポートラインに阻まれ、少し戻したところで引けています。
平均足は陽連しており、上ヒゲを伸ばした形状であることから、買い優勢と考えられます。
目先は、直近高値を更新できるかがポイントになりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
11月14日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、2951.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
下落トレンドの中、昨日の金価格は大きな反発を示しており、ボラティリティもこれを反映しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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