昨日（2023年11月20日）の金(XAU)動向振り返り
- 終値：1977.845（-2.885）＜-0.15％＞
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金（XAU）は方向感が定まらず反落。
市場は日本時間22日（水）発表予定の米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨に注目していると報じられており、発表を前に価格が下落しました。
この日はドルが他の主要通貨に対して弱く、これは一般的に金価格の上昇要因とされます。
しかし、米10年債利回りがおおむね上昇基調で、これが金価格下落に作用したと伝えられています。
夜に米10年債利回りが下落に転じ、金価格は上昇で反応したものの、下落分を取り戻すことなく1日の取引を終えました。
【金(XAU)】本日（2023年11月21日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年11月21日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日は、実体が短く上下にヒゲが伸びた十字線のようなローソク足を形成しました。
買いと売りが拮抗しており、相場の気迷いを示唆しています。
平均足も実体が短く上下にヒゲを伸ばす形状で、方向感がありません。
目先は、上下どちらに放れるかがポイントになりそうです。
＜1時間足チャート分析＞
上下動を繰り返しながら下降する展開で、最終的に平均足を上回って引けました。
大局で見ると、高値と安値を切り下げるチャート形状で、平均足も陰連が続いていることから、売り優勢と考えられます。
ここから平均足を下抜いて、直近安値を更新できるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート（1日の変動幅の推移）
11月20日のXAUUSDの値動きの変動幅（高値ー安値）は、1975.5pips（1pip＝0.01ドル）でした。
金価格は方向感が定まらない展開の一方、値動きの変動幅は直近1か月間の平均近くまで大きくなりました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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