金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は続伸し2,000ドルを回復|弱い米ドルに反応(2023年11月27日)

マーケットレポート

先週金曜日(2023年11月24日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2002.495(+9.605)<+0.48%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は続伸。

米ドルが他の主要通貨に対して弱い動きを示しており、金価格にとって追い風になったと伝えられています。
また、米国でサービス部門・製造業・総合の購買担当者景気指数(PMI、速報値)が公表され、強弱まちまちの結果でした。
市場は、米政策金利の引き上げ終了を後押しする内容と受け止めた模様で、これも金価格上昇を支援したと報道されています。

【金(XAU)】本日(2023年11月27日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2023年11月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月27日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

2営業日連続で陽線をつけ、節目の2000ドルに到達しました。
ローソク足は陽連中の平均足の上に位置しているものの、平均足は実体が短く上下に長いヒゲを出しており、明確な上昇トレンドを示す形とはいえません。
ここから直近高値と平均足のどちらを目指すかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足と平均足が絡み合うもみ合いの展開から上昇に転じた状況です。
一時的に反落する場面もありましたが、平均足にサポートされる形で再上昇し、2000ドル水準で引けています。
平均足は陽連に転換しており、その上をローソク足が推移していることから、目先は買い優勢と考えられます。
2000ドルを明確に上抜けられるかがポイントになりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

11月24日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、1217.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は2000ドルを回復したものの、値動きは緩やかであり、変動幅はこれを反映しています。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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