昨日（2023年11月29日）の金(XAU)動向振り返り
- 終値：2044.32（+3.35）＜+0.16％＞
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金（XAU）は5営業日続伸。
市場は米政策金利の引き上げ終了を見込んでおり、来年以降の引き下げを予想しつつある模様です。
金利低下は金価格の上昇要因とされており、金（XAU）が買われました。
また、ドルが他の主要通貨に対して弱く推移しており、他通貨建てで見た金価格に割安感が出ています。
これも、金価格上昇を支援していると考えられます。
【金(XAU)】本日（2023年11月30日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2023年11月30日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
実体が短く上下にヒゲを出すコマ足を形成し、5営業日連続で陽線をつけました。
一時、節目の2050ドルに達しましたが、押し戻されて引けた形です。
平均足は実体と上ヒゲが段階的に長くなっており、買い優勢を示唆しています。
終値ベースで2050ドルを明確に上抜くか、反転して押し目をつけるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
昨日は、ローソク足が平均足と絡み合いながら一定の高値と安値の間を推移するトレンドレスな展開でした。
平均足は実体が短く上下にヒゲを出して横方向に推移しており、気迷いを示唆しています。
目先は、上下にある中期レンジスタンスラインと中期サポートラインのどちらに抜けるかがポイントになりそうです。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート（1日の変動幅の推移）
11月29日のXAUUSDの値動きの変動幅（高値ー安値）は、1674.0pips（1pip＝0.01ドル）でした。
一昨日に大陽線を形成した後、昨日は上下にヒゲを伸ばして方向感の乏しい展開でした。
これを受けて、値動きの変動幅も縮小しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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