先週金曜日(2023年12月22日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2053.2(+7.28)<+0.36%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は21日に引き続き上昇。
米個人消費支出(PCEデフレーター)が発表され、市場予想よりも低い数値が示されました。
木曜日には米四半期国内総生産(GDP)が発表されており、こちらも景気の減速を示す内容です。
これらの結果を受けて、市場は来年の米政策金利の大幅引き下げを期待したと報じられており、金価格の上昇につながりました。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)により金の投機的ネットポジションが公開され、およそ20万1000の買い越しでした。
イスラエルとハマスの武力衝突以降、買い越し幅は増加トレンドで推移しています。
【金(XAU)】本日(2023年12月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長いものの陽線で、これまでのレンジを上放れした形となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足の上に位置して陽転が示唆されています。
14日からレンジ相場が続いた後、22日は小幅高ながらレンジを上抜けしています。
目先は、このまま上昇が続き節目価格2100ドルへ到達するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上昇が続いたものの、高値到達後は大きな反落に見舞われました。
平均足は陽連していますが、反落によりローソク足は平均足の下に位置しています。
高値到達後に大きく反落したものの、直近安値の切り上げは維持されています。
上昇一服となり下落が続くか、再度上昇して高値更新が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
12月22日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、2385.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
弱い米PCEデフレーターの結果を受けて金価格が上昇する場面があり、値動きの変動幅も拡大しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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