昨日(2024年1月11日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2029.015(+4.695)<+0.23%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)はわずかに反発。
米CPI(消費者物価指数)が発表され、市場予想よりも高い数字でした。
発表後に米10年債利回りやドルインデックスが上昇しており、金価格は下落しています。
インフレの高止まりは米政策金利の低下ペースの鈍化を想起させ、これが金価格に影響した可能性があります。
その後、米10年債利回りやドルインデックスが下落に転じ、金価格は上昇して1日の取引を終えました。
【金(XAU)】本日(2024年1月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月12日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある実体の短い陽線となり、値動きの停滞が続きました。
平均足は陽連していましたが、ローソク足が平均足を下回る状態が続き陰転しています。
値動きは停滞しているものの、11日は一時的に8日の安値を下回りました。
12月28日高値からの下落は続いており、安値更新を契機に下落を再開するか注目です。
<1時間足チャート分析>
2040ドル台到達後に2010ドル台まで下落し、最後は2020ドル台回復で取引を終えました。
平均足は短い陽連と陰連を繰り返しており、取引の方向感が出ていない状況です。
8日安値を割れて安値が切り下がりましたが、急反発しています。
方向感のない取引が続く中で、8日の安値割れを契機に本格的な下落に向かうか注目されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

1月11日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3178.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
終値ベースで大きな動きはなかったものの、日足のローソク足は上下に長いヒゲを形成しており、値動きの変動幅は拡大しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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