昨日(2024年1月31日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2039.155(+2.325)<+0.11%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)はわずかに上昇。
米国でADP雇用統計などが発表され、いずれも市場予想を下回る結果でした。
市場は買いで反応したと報じられており、金価格は上昇しました。
その後、米FOMC(連邦公開市場委員会)が政策金利を発表し、市場予想通り据え置きでした。
パウエル議長の会見では、3月の利下げについてやや否定的な発言があったと伝えられています。
市場はこれを受けて金を売った模様で、金価格は一転して下落しています。
最終的に、一昨日終値比でわずかに上昇して取引を終えました。
【金(XAU)】本日(2024年2月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は30日同様に上ヒゲの長い陽線をつけ、3営業日連続で上昇しています。
陰連する平均足をローソクが上抜けしつつありましたが、平均足は陽転しました。
1月は2050ドル台が抵抗帯として機能しており、2050ドル台到達後に反落しています。
目先は、2050ドル台を突破して上昇が続くかどうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
昨日は取引開始から上昇しその後急騰しましたが、上昇のほとんどを打ち消す下落に見舞われました。
平均足にサポートされる形で上昇が続いたものの、急落によりローソク足は平均足を下回っている状況です。
取引後半に急落しましたが、30日の高値更新に加え、一時的に2050ドルにも到達しています。
急落の一方で高値と安値の切り上げは維持されており、今後も上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

1月31日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、2513.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
昨日は一昨日よりも上ヒゲの長い陽線を形成しました。
値動きの変動幅はこれを反映しており、徐々に拡大しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。