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金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は下落し2039ドル|米雇用統計発表後に急落(2024年2月5日)

マーケットレポート

先週金曜日(2024年2月2日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2039.75(-15.075)<-0.73%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は5営業日ぶりに下落。

米雇用統計が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これを受けてドルインデックスと米10年債利回りが上昇しており、これらはいずれも金価格にとってマイナス要因とされます。
金価格は大幅に下落し、週末を迎えました。

なお、米商品先物取引委員会(CFTC)により金の投機的ネットポジションが公開され、およそ14万8000の買い越しでした。
買い越し幅は昨年末を頂点として、徐々に減少しています。

【金(XAU)】本日(2024年2月5日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年2月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月5日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲの長い陰線をつけ、前日の上昇分のほとんどを打ち消す下落に見舞われました。
2営業日続けて陽線となった平均足でしたが、大幅安を受けて再び陰線に転じています。
1月より2060ドル台が抵抗帯として機能しており、同水準到達で反落する形となりました。
目先は、反発して抵抗帯2060ドル台突破に向けた値動きが生じるか、このまま下落が続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

横ばいでの取引後に急落し、若干反発して週の取引を終えました。
急落を契機に平均足は陰転し、反発後も陰線を維持しています。
2030ドル台前後が支持帯として機能しており、同水準で反発する形となりました。
高値の切り上げが続く中で、反発が続き1日高値を更新するかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

2月2日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、2983.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
米雇用統計発表後に金価格は大きく下落し、値動きの変動幅も高い水準を維持しました。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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