昨日(2024年2月14日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:1992.365(-0.725)<-0.04%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は6営業日連続で下落。
一昨日の米CPI(消費者物価指数)が市場予想よりも高く、市場では米政策金利の高止まりが意識されている模様です。
これが金価格の下落に影響したと報じられています。
その一方、米10年債利回りは低下基調で推移しました。
金利の低下は金価格にとってプラス要因とされているものの、昨日は価格下落要因が勝りました。
【金(XAU)】本日(2024年2月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
5営業日連続で下落した後、ローソク足は下ヒゲが長い寄引同時線となりました。
平均足は陰線が2日連続で形成され、またローソク足はその下を推移する状態に入りました。
13日の大幅安でレンジの底でもあった1月安値は割れたものの、下落はいったん止まる形となっています。
12月安値が目前であり、12月安値も割れて下落が進むか、それとも12月安値は割れずに反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ安により13日安値を更新したものの、取引後半にかけて若干反発しています。
ローソク足と平均足の絡みが続いており、明確な方向性は現れていません。
13日の急落に続き若干の安値更新はありましたが、値動きがいったん収束した状態です。
今後、下落が再開されるか反発が生じるか、いずれになるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
2月14日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、1185.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
昨日は値動きが乏しく、日足は十字線を形成しました。
これを受けて、値動きの変動幅は直近1か月で最小水準を記録しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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