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金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は反発し2034ドル|米10年債利回りの下落が支えか(2024年2月29日)

マーケットレポート

昨日(2024年2月28日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2034.46(+4.015)<+0.20%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は3営業日ぶりに上昇。

米10年債利回りがやや下落で推移しており、これが価格を支えたと報じられています。
なお、米四半期国内総生産(GDP)が発表され、市場予想よりやや弱かったものの、市場の反応は限られた模様です。

【金(XAU)】本日(2024年2月29日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年2月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月29日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線となり、2040ドルを目前とする水準が維持されています。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足の上に抜け出ており、トレンド転換を示唆しています。
2月前半と同様の、2040ドル前後で頭を押さえられた状態が継続中です。
目先は、2040ドル前後の突破で上昇が加速するか、上昇一服となり反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

下落して取引を開始した後、2025ドル割れを契機に大きく反発する形となりました。
反発により平均足は陽転し、ローソク足は平均足の上に出ており、上昇継続を示唆しています。
23日の高値を天井とする高値の切り下げが進みつつあります。
目先は、高値切り下げによる緩やかな下落が続くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

2月28日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、1339.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
価格は2040ドル弱で頭を押さえられる形で推移しており、値動きの変動幅は過去1か月と比較して低水準です。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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