先週金曜日（2025年8月15日）の金(XAU)動向振り返り
- 終値：3335.7（+0.115）＜+0.003％＞
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金（XAU）はほぼ変わらず。
1日を通して方向感の定まらない動きで、この傾向は土曜日の朝まで継続しました。
夜に米国で小売売上高が発表されて発表直後は上昇したものの、トレンドを形成していません。
市場はトランプ大統領とプーチン大統領の会談の結果待ちの模様です。
取引終了後、土曜日に米ロ首脳会談が行われ、会談後に共同記者会見が開催されました。
停戦の旨は発表されず、次回はモスクワで首脳会談が行われる模様です。
本日の金価格の反応に注目です。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）が金の投機的ネットポジションを公開し、およそ23万の買い越しでした。
買い越し幅はやや縮小したものの、増加トレンドを維持しています。
【金(XAU)】本日（2025年8月18日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月18日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲが長く実体の短い陰線となり、前日終値比でわずかに上昇しました。
平均足は陰連後の陽転1日目ながらローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
3300ドル台での値動きが4営業日続いています。
3300ドル台の取引が続いた後、上下どちらの方向へ動き始めるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
3340ドル付近を中心に小幅に上下する1日となりました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
12日安値と14日安値でダブルボトム形成の可能性のある状態が続いています。
目先は、ダブルボトム形成により反発するか、14日安値を割れて下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート（1日の変動幅の推移）
8月15日のXAUUSDの値動きの変動幅（高値ー安値）は、1657.5pips（1pip＝0.01ドル）でした。
値動きの変動幅は縮小し、直近1か月間の最小値を記録しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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