昨日(2025年8月20日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:3348.485(+32.785)<+0.99%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は3営業日ぶりに上昇。
ドルインデックスや米10年債利回りが低下傾向で推移しており、金価格の上昇要因だったと考えられます。
また、トランプ米大統領が発言し、クック米連邦準備制度理事会 (FRB)理事の辞任を要求したと報じられています。
FRBの独立性への懸念が指摘されており、これも金価格の上昇要因だった模様です。
なお、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、過半数のメンバーがインフレリスクが雇用リスク上回ると認識している旨が示されました。
これに対して、金価格は特段の反応を示していません。
【金(XAU)】本日(2025年8月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、下落した前日19日の値幅を超える上昇を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
大きく上昇しましたが、12日から続く3300ドル台での取引に留まりました。
目先は、3400ドルに向けて上昇が進むか、当面3300ドル台での取引が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から上昇を開始した後、上昇後の水準を維持して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
15日から抵抗帯として機能する3350ドル台に到達しています。
目先は、抵抗帯の3350ドル台で反落するか、さらに上昇して3400ドルを目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
8月20日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3871.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は陽線を形成し、値動きの変動幅は拡大しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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