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FXの確定申告のやり方は?税金の種類や税率なども初心者向けに解説

※下記の内容は、FX(外国為替証拠金取引)の税金・確定申告の一般的な内容について2020年1月29日に記載したものです。税率に関わる法律は改正されます。詳細は、税理士へご相談されることをおすすめします。


FXの税金の種類や税率について


FX(外国為替証拠金取引)は、為替差益とスワップポイントで利益を得ることができます。日本の税制では、これらに対し一律20.315%の税率がかかります。内訳は、以下の通りです。

  • 所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%

なお、復興特別所得税は東日本大震災の復興措置のため、平成23年12月2日~令和9年12月31日まで適用されます。

FX(外国為替証拠金取引)に課税される税金の種類は、雑所得の申告分離課税です。申告分離課税のため、他の所得とは分離し確定申告によって納税します。


確定申告とは


確定申告は、その年の所得を計算し翌年に納める税金を支払うための手続きです。簡潔に説明すると、その年に支払うべき税金を計算し税務署に申告するのです。一般的に会社員の方は、会社が行ってくれるため副業で収入がないのであれば自分で行う必要はありません。しかし、自営業やフリーランスの方は、自分で行う必要があります。

また、確定申告の期限は原則3月15日(土日、祝日の場合は翌日)までと決まっているため、遅れてしまうと延滞税や無申告加算税が加算されます。確定申告は、必ず期限以内に納めるようにしましょう。


FXの確定申告はいくらから?必要な人・不要な人


FX(外国為替証拠金取引)の確定申告は、給与所得がある場合とない場合によって違います。ここでは、会社員で給与所得がある場合と主婦、自営業、フリーランス、学生、無職など給与所得がない場合に分けて、それぞれ紹介します。


会社員で給与所得がある場合


会社員で給与所得がある場合、以下2つのケースに分かれます。

  • 給与所得が2,000万円以下の場合、FX(外国為替証拠金取引)の利益が年間20万円以上
  • 給与所得が2,000万円以上の場合、会社で確定申告をしても別に自分でやらなければいけない

また、給与所得が2,000万円以下の場合、FX(外国為替証拠金取引)の利益が年間20万円以下であれば、確定申告は不要です。


主婦、自営業、フリーランス、学生、無職など給与所得がない場合


主婦、自営業、フリーランス、学生、無職など給与所得がない場合は、FX(外国為替証拠金取引)の利益が年間38万円以上なら確定申告の対象者です。特に主婦の場合、年間38万円以上を超えてしまうと、配偶者控除や扶養関係など様々な問題が発生するため注意しましょう。


FXで損失を出しても確定申告をすべき理由


FX(外国為替証拠金取引)で損失を出したら確定申告をしない方が多いと思いますが、損失を出しても確定申告をすることが大切です。なぜならば、損失繰越控除や損益通算ができるからです。以下で、それぞれ詳しく紹介します。


損失繰越控除


損失繰越控除は、損失の申告をすることで3年間(個人の場合)控除を受けることができます。例えば、去年100万円の損失を出し、今年200万円の利益が出たとします。通常であれば翌年の利益200万円が課税対象です。

しかし、去年損失を出した100万円を確定申告しておけば、損失繰越控除で100万円を差し引くことができるため、残りの100万円分のみが課税対象となるのです。3年間(個人の場合)の損失を繰越できるため、損失を出しても確定申告を行うようにしましょう。


損益通算


損益通算は、一定期間内の利益と損失を相殺させることです。FX(外国為替証拠金取引)は、雑所得の申告分離課税のため、他の事業所得や申告分離課税対象ではない所得などとの損益通算は認められません。

しかし、CFD(差金決済取引)や先物取引など申告分離課税の対象となっている金融商品との損益通算は認められます。例えば、FX(外国為替証拠金取引)で損失を出した場合、CFD(差金決済取引)の利益と相殺させることが可能です。

万が一、利益から損失を差し引きマイナスになる場合は、上記で解説した損失繰越控除を3年間(個人の場合)行うことができます。


FXの確定申告に必要な書類


FX(外国為替証拠金取引)の確定申告に必要な書類は、以下の通りです。

  • 印鑑・マイナンバー・本人確認書類
  • 源泉徴収票(給与所得者の場合)
  • 確定申告書(フリーランスや個人事業主の方はBを選択)
  • FX取引の年間損益報告書(1年間の取引損益が分かるもの)

確定申告書の書類は定期的に変更される可能性があります。また、上記以外にも必要書類があるかもしれません。詳しく知りたいという方は、国税庁のホームページより確認してください。


FXの確定申告で経費にできるもの


FX(外国為替証拠金取引)の確定申告で経費計上できるものは、以下の通りです。

  • インターネットやWi-Fiなどの通信費
  • FX取引で使うパソコン代やスマホ代
  • FXを勉強するための本
  • FXセミナーの受講費
  • FXセミナーやFX関連にかかる交通費

上記以外にもまだまだ経費計上できるものはありますが、一般的にFX(外国為替証拠金取引)に関連するものであれば経費計上できる可能性があります。


FXの確定申告をしないとどうなるの?


FX(外国為替証拠金取引)の確定申告を3月15日(土日、祝日の場合は翌日)までに行わなかった場合、延滞税や無申告課税などのペナルティーが課されます。

延滞税は、原則申告期限の翌日から支払いまでの期間に応じて決められます。また、その年によって税率の割合も変わります。例えば、令和3年1月1日以降は、原則7.3%(納期限の翌日から2月を経過する日まで)です。

延滞税に関して詳しく知りたい方はこちら

無申告課税は、原則納付すべき税額に対し50万円までは15%、50万円を超える場合は20%で追加課税されます。

無申告課税に関して詳しく知りたい方はこちら

また、故意に確定申告を行わなかった場合、「ほ税」という重大な犯罪です。悪質であると判断された場合、「5年以上の懲役もしくは500万円以下の罰金、又はその両方」という大きな罰則が課されます。脱税は必ずバレるため、確定申告は行いましょう。


FXの確定申告のやり方は国税庁の「確定申告書等コーナー」が簡単


確定申告といえば「難しい」「面倒」というイメージですが、国税庁の「確定申告書等コーナー」を利用すれば、簡単に確定申告書を作成することができます。ガイダンスに従って項目を入力していけば良いため、初めての方でもスムーズに作成できます。作成が完了したら、プリントアウトし郵送すれば完了です。毎年確定申告の際は税務署の窓口が混雑するので、国税庁の「確定申告書等コーナー」を利用してみましょう。

国税庁「確定申告書等作成コーナー」
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