通貨先物
通貨先物とは、将来の決められた期日に、あらかじめ取り決めた価格で特定の通貨を売買する契約のことです。
取引所で標準化された条件のもとで売買される点が特徴です。
通貨先物は、1970年代の変動相場制移行後、為替リスクを管理するために発展しました。
シカゴ・マーカンタイル取引所などで通貨先物は発展していますが、日本国内では一般投資家が実際に取引する機会は限られており、主に機関投資家や海外市場での利用が中心です。
通貨先物の価格は、理論的には現時点の為替レートと各国の金利差によって決まりますが、市場では将来の為替動向への期待や需給も反映されるため、投資家のセンチメントを示す指標として注目されることもあります。
企業・金融機関など大口のヘッジ取引が入りやすく、為替市場のリクイディティやボラティリティに影響する局面もあります。
日本国内では通貨先物を取り扱う証券会社が限られており、一般の個人投資家にとっては実務上のハードルが高いのが実情です。