金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は続伸し2,000ドル直前|米ドルや米10年債利回り動向を受けて(2023年11月22日)

マーケットレポート

昨日(2023年11月21日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:1998.525(+20.68)<+1.05%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は2,000ドル付近まで上昇。

ドル円や米10年債利回りの低下傾向を受けて、金価格は上昇した模様です。
米政策金利の引き上げ見通しの後退も、引き続き価格上昇を支援したと伝えられています。

なお、未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、インフレを警戒する内容でしたが、市場は特段の反応を示していません。

【金(XAU)】本日(2023年11月22日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2023年11月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月22日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日は実体が長く上ヒゲをつけた陽線が立ちました。
一時的に直近高値付近まで上昇したものの、少し押し戻されて引けた形です。
陰連中の平均足は実体が短くなり、上下にヒゲを出しており、陽線に転換する兆しを見せています。
目先は、上昇の勢いを保って直近高値を更新できるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

平均足にサポートされる形で上げ足を速め、直近高値を上抜きましたが、以前のレジスタンスラインが重なる水準で頭を押さえられ、平均足付近まで下落して引けています。
平均足は陽連しており、その上にローソク足が位置していることから、大局は買い優勢と考えられます。
長期レジスタンスラインの上抜け、もしくは平均足の下抜けのどちらにトライするかがポイントになりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

11月21日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、2972.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
昨日は直近高値を目指して勢いよく上昇しており、値動きの変動幅もこれを反映しています。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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問い合わせ先:お問い合わせフォームから


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