先週金曜日(2023年12月1日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2071.88(+35.715)<+1.75%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は上昇して史上最高値を更新。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、政策金利引き上げに含みを持たせる発言をしました。
しかし、市場は政策金利の引き上げ終了と理解した旨が伝えられています。
これを受けて、金(XAU)は上昇しました。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)により金の投機的ネットポジションが公開され、およそ20万の買い越しでした。
イスラエルとハマスの武力衝突以降、買い越し幅は増加トレンドで推移しています。
【金(XAU)】本日(2023年12月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は反発して大陽線を形成しました。
今年5月につけた高値を更新し、節目の2070ドルを終値で上抜いた状況です。
ローソク足は陽連中の平均足の上を推移していることから、目先は買い優勢と考えられます。
現在値は以前に何度も上昇を阻んでいる水準に位置しており、ここを明確に上抜けられるかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
高値圏でもみ合いを続けていたローソク足は、レンジの下限で反発して大きく上昇。
陽線を連続させて平均足、次いで中期レジスタンスラインを勢いよく上抜きました。
平均足は陽連中で、実体と上ヒゲを伸ばしており、買い優勢を示唆しています。
続伸してもう一段上での推移に移行するか、反落して平均足付近まで押すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
12月1日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、4149.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は史上最高値を更新して大陽線を形成し、値動きの変動幅も直近1か月間で最大でした。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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