昨日(2023年12月12日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:1979.435(-2.405)<-0.12%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は下落。
米CPI(消費者物価指数)が発表され、市場予想とほぼ同じだったものの、コアCPIが前月比でわずかに高い結果でした。
前年同月比ではFRB(米連邦準備制度理事会)の2.0%目標と比較して大きな数字が継続しており、米政策金利の高止まりが懸念されたと伝えられています。
これを受けて、金(XAU)が売られたと考えられます。
【金(XAU)】本日(2023年12月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲの長い陰線をつけました。
平均足は陽連しているものの実体が短く、またローソク足は平均足を下回りトレンド転換が示唆されています。
ローソク足は陰線を形成したものの11日の安値は割れておらず、1970ドル台でサポートされた形です。
4日から続く下落が一服して、1970ドル台でのサポートを受けて反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
2000ドル目前まで上昇する場面もありましたが、1970ドル台まで下落しています。
11日の下落の後、12日前半は反発して平均足は陽転したものの、反落とともに再度陰転しました。
11日の安値近くで下落は止まり、現在は底値圏でもみ合っている状態です。
目先は11日安値を割れて下落が加速するか、本格的な反発を見せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
12月12日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、1948pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格の下落幅はわずかにとどまり、値動きの変動幅もこれを反映した大きさでした。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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