昨日(2023年12月13日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2027.575(+48.14)<+2.43%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)価格は未明に急伸。
米FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、日中から夜にかけての金は横ばいでした。
未明にFOMCが政策金利を発表し、市場予想通り据え置きだった一方、来年以降の見通しについては引き下げ修正が示されました。
これを受けてドルは他の主要通貨に対して急落し、金価格は逆に急騰で反応しています。
【金(XAU)】本日(2023年12月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陽線をつけて、3営業日連続の下落の大半をカバーする大幅高となりました。
現在値は平均足付近まで回復し、10月6日を底とする安値の切り上げが進む形となりつつあります。
節目価格2000ドルも回復しており、大幅高を契機に上昇トレンド入りするか注目です。
<1時間足チャート分析>
安値の切り下げが続く中で急騰し、8日以降の下落分のほとんどを取り返しています。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移して買い優勢ですが、両者の乖離が著しい状態です。
急騰により到達した2020~2030ドルは6~7日にかけて値動きが停滞した水準であり、上昇一服となる可能性もあります。
過去の値動き停滞水準で頭を押さえられるか、上昇が続きもう一段高を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
12月13日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、5479pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は米政策金利見通しの発表を受けて急騰しており、値動きの変動幅はこれを反映しています。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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