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金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は反発し2045ドル|弱い米GDPを受けて買いを集める(2023年12月22日)

マーケットレポート

昨日(2023年12月21日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2045.92(+14.14)<+0.70%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)価格は上昇。

米四半期国内総生産(GDP)が発表され、市場予想より低い成長率でした。
市場では来年3月の米政策金利引き下げ見通しが強まり、金価格は上昇で反応しました。

金は金利を生み出さないため、高金利は金保有コストを高めて価格下落要因とされます。
その一方、金利下落はコスト減少を意味するため価格上昇要因だとみなされています。

【金(XAU)】本日(2023年12月22日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2023年12月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月22日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線で、小幅高ながら前日の下落をカバーする上昇を見せました。
平均足は陽連の後に陰線に転じており、昨日も陰線が続きました。
14日から続くレンジ相場の中にありますが、終値ベースではレンジを上抜けしています。
目先は、このレンジを本格的に上抜けするかに注目です。

<1時間足チャート分析>

安値の切り上げをともなう上昇が継続中で、2040ドル台に到達しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示唆しています。
何度も頭を押さえられてきた2040ドル台で今回も反落するか、この水準を突破してさらに上昇が続くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

12月21日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、1448.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
上昇トレンドは継続しているものの、値動きは緩やかな展開であり、値動きの変動幅もこれを反映しています。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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