金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は続伸し2049ドル|中東情勢に注目が集まる(2024年1月15日)

マーケットレポート

先週金曜日(2024年1月12日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2049.155(+20.14)<+0.99%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は2営業日連続の上昇。

英米がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対して攻撃したと伝わり、安全資産としての金の需要が高まったと伝えられています。
また、米PPI(卸売物価指数)が発表され、市場予想より数字が小さかったことも、金価格を支えた模様です。

なお、米商品先物取引委員会(CFTC)により金の投機的ネットポジションが公開され、およそ18万9000の買い越しでした。
前回比で買い越し幅が減少したものの、イスラエルとハマスの武力衝突以降、増加トレンドで推移しています。

【金(XAU)】本日(2024年1月15日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年1月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月15日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上ヒゲのある陽線をつけ、2営業日連続で上昇しています。
平均足を下回る状態が続き、平均線は陰転したものの、12日の上昇で再び陽線を示しました。
価格は上昇していますが、これまでのレンジの中での上昇に留まっています。
目先は、これまでのレンジを抜けて上昇が加速するか、レンジ内の値動きに留まり反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始から上昇が続いたものの、取引時間後半に下落しました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
11日安値が底値となり、底値から反発する形で上昇が続いています。
ただし、5日の高値を超えられず反落しており、目先は5日の高値を更新するかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

1月12日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3330.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は大きく上昇しており、値動きの変動幅も拡大傾向です。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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