先週金曜日（2024年3月15日）の金(XAU)動向振り返り
- 終値：2156.01（-6.12）＜-0.28％＞
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金（XAU）は続落。
米10年債利回りが上昇しており、これが金価格の下落要因だったと考えられます。
また、市場では米国でのインフレの強さが意識されたと報じられました。
これも、金価格の下落に作用した可能性があります。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）により金の投機的ネットポジションが公開され、およそ20万2000の買い越しでした。
今年に入ってから買い越し幅は減少傾向でしたが、大きく増加しました。
【金(XAU)】本日（2024年3月18日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年3月18日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陰線を形成し2営業日続落となりましたが、高値圏での取引が維持されました。
平均足は陽連して、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
8日の天井から若干下落した後、2150ドル付近が支持帯として機能しています。
この支持帯で反発して高値を更新するか、2150ドルを割れて本格的な下落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
上昇して取引を開始した後に下落に転じ、終値は始値を下回り取引を終えています。
取引後半の下落により平均足は陰転し、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
上下に動いたものの、14日の値幅の範囲内にとどまりました。
このまま下落が進み、14日の安値を更新して下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート（1日の変動幅の推移）
3月15日のXAUUSDの値動きの変動幅（高値ー安値）は、1756pips（1pip＝0.01ドル）でした。
金価格は高値圏で大きく上下動してきましたが、直近の値動きは徐々に落ち着きつつあります。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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