金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は続落し2322ドル|中東の緊張感緩和が継続(2024年4月24日)

マーケットレポート

昨日(2024年4月23日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2322.13(-5.11)<-0.22%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は2営業日連続で下落。

イスラエルとイランの間の緊張感がやや緩和し、その流れが本日も継続した模様です。
今週末に米四半期国内総生産(GDP)や米個人消費支出(PCEデフレーター)の発表を控えており、市場参加者はこれらに注目していると報じられています。

【金(XAU)】本日(2024年4月24日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年4月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月24日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲの長い陰線をつけ、2日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と重なる状態が続いており、上昇圧力は弱まっています。
2300ドルを一時割り込みましたが、大きく反発して2300ドル台回復で取引を終えました。
2300ドル割れ後の反発を契機とする上昇が続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始後すぐに急落したものの全戻しを見せ、その後は若干下落して取引を終えました。
急落後の反発で平均足は陽連に転換し、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
反発の過程で直近の高値を上回れず、反発力は弱い可能性があります。
安値の切り下げは続いており、下落トレンドが維持されるかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

4月23日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、4304.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近のローソク足は長い下ヒゲを伴ってわずかに下落し、値動きの変動幅は1か月間の平均的な大きさに戻りつつあります。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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