金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は続落し2286ドル|米10年債利回りやドルインデックスが上昇(2024年5月1日)

マーケットレポート

昨日(2024年4月30日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2286.21(-49.34)<-2.11%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は2営業日連続で下落。

米10年債利回りやドルインデックスが上昇傾向で推移しており、金価格の下落要因だと指摘されています。
なお、FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を控えており、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言に注目が集まっている模様です。
タカ派的な発言が伝われば、金価格にとってマイナス要因だと考えられます。

【金(XAU)】本日(2024年5月1日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年5月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月1日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は大陰線を形成し、直近安値を更新して取引を終えました。
陽連していた平均足が陰線に転じており、トレンド転換を示唆しています。
節目価格かつサポートされていた2300ドルを割れて取引を終えました。
2300ドル割れを契機に下落が加速するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始より下落が始まり、終日下落が進んだ1日となりました。
平均足は陰連しており、ローソク足は平均足の下にあり、下落継続を示唆しています。
節目価格2300ドル割れ後に下落が加速しています。
目先は、下落は行き過ぎとしていったん反発するか、次の節目価格2200ドルを目指して下落が進むかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

4月30日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、5119.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は大陰線を形成しており、値動きの変動幅も拡大しました。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
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