金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は反発し2323ドル|米政策金利引き下げ期待や中東の停戦交渉難航が上昇要因か(2024年5月7日)

マーケットレポート

昨日(2024年5月6日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2323.995(+22.185)<+0.96%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は反発。

先週金曜日の米雇用統計の結果が市場予想よりも弱く、米政策金利の引き下げ期待が高まったと報じられています。
金価格は反発し、3営業日ぶりに上昇しました。
また、イスラエルとハマスの停戦協議が難航している模様で、これも金価格上昇を支援した可能性があります。

なお、先週金曜日にCFTC(米商品先物取引委員会)が金の投機的ネットポジションを公開し、およそ20万4,000の買い越しでした。
買い越し幅は直近1年間の最高水準を維持しています。

【金(XAU)】本日(2024年5月7日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2024年5月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年5月7日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線となり、2営業日続いた陰線の後で反発しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と重なりつつあります。
30日の大幅安以降、ほぼ30日の値幅の範囲内での値動きが続いています。
30日の値幅を上下どちらに抜けるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引時間後半に若干反落したものの、小幅上昇が続く1日となりました。
平均足は陽連してローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
5月は2300ドルを中心に上下動しています。
目先は、上昇が続き26日高値を目指すか、反落して2300ドルを割り込むかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

5月6日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、4037.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
金価格は方向感の乏しい動きを続けており、直近1週間の値動きの変動幅も大きな変化はありません。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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