先週金曜日(2024年8月2日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:2442.495(-3.89)<-0.16%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は2日連続で下落。
日中の金価格は堅調に推移し、米雇用統計発表後に上昇幅を広げる場面がありました。
その後、価格は大きく下落し、未明にかけて緩やかに戻したものの、前日終値比で下落で取引を終えました。
利益確定売りが優勢で、これが価格下落の主な要因だったと報じられています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が金の投機的ネットポジションを公開し、およそ24万7,000の買い越しでした。
前週比で買い越し幅が縮小したものの、増加トレンドを維持しています。
【金(XAU)】本日(2024年8月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線となりましたが、年初来高値付近まで一時上昇しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
7月17日の年初来高値近くまで上昇したものの、高値更新には至らず反落しました。
目先は、年初来高値の更新を目指して上昇するか、ダブルトップ形成で反落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ高が続いたものの、取引時間半ばから急落して若干の反発後に取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れているものの、ローソク足は平均足を下抜けしており下落継続を示唆しています。
引いた目で見ると、7月25日を底値とする上昇トレンドの中にあります。
目先は、反発が続き上昇トレンドが維持されるか、再度下落に転じ上昇トレンドが崩れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
8月2日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、6684.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
先週末は上下に大きく動き、値動きの変動幅は直近1か月間の最大値を記録しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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