昨日(2025年9月10日)の金(XAU)動向振り返り
- 終値:3640.585(+14.27)<+0.39%>
※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
金(XAU)は買いが優勢で上昇。
米国で卸売物価指数(PPI)が発表され、市場予想のプラスに対して結果はマイナスでした。
市場は今月の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利引き下げを予想しており、金価格にとってプラス要因です。
また、クック米連邦準備制度理事会 (FRB)理事の解任に関して、連邦地裁が一時的な差し止めを命じたと報じられました。
これに対して、トランプ米大統領は控訴した旨が伝えられています。
中央銀行の独立性に対する懸念も、金価格の上昇要因だったと伝えられています。
【金(XAU)】本日(2025年9月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月11日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、終値ベースで史上最高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2営業日続けて3600ドル台での取引に留まりました。
目先は、上昇継続により高値を更新するか、3600ドル台での値動き停滞が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ高が進んだ後、後半に若干下落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、先月20日安値を底値とする切り上げを伴う上昇が続いています。
目先は、9日高値を超えて上昇トレンドが維持されるか、9日高値は超えられず下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)
9月10日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、3747.5pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、値動きの変動幅は2営業日連続で縮小しました。
また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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