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金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は下落し4114ドル|米CPIは市場予想よりも低い(2025年10月27日)

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先週金曜日(2025年10月24日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:4114.125(-11.95)<-0.29%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は最終的に下落。

日中から夜にかけて、金価格は軟調に推移しました。
最近の金価格は下落が優勢で、この傾向が継続した模様です。
夜に入ると米国で消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想よりも低い結果でした。
発表後の金価格は上昇に転じたものの、最終的に23日終値よりも下落して取引を終えています。

なお、CFTC(米商品先物取引委員会)による金の投機的ネットポジション公開に関して、米政府機関の閉鎖により実施されませんでした。

【金(XAU)】本日(2025年10月27日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2025年10月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月27日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陰線を形成し、前日23日の上昇を戻す形となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、上昇圧力は弱まっています。
節目価格4000ドルに支えられて小幅な値動きが続いています。
目先は、4000ドルを支持帯とする上昇が進むか、4000ドルを割れて下落が加速するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引前半からのジリ安後に反発しましたが、始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れて、ローソク足と平均足が絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
10月20日高値と22日安値の3割戻しの達成後、値動きが停滞しています。
3割戻し達成後の値動き停滞がいつまで続くかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

10月24日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、10102.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、値動きの変動幅は拡大しました。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
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登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
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